宝石箱のセカイ

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ゆううつの雲なんて吹き飛んだみたいな、


春のうきうきメロディを

カラッと晴れ渡る空の向こうに並べて


夢見ごこちで、菜の花萌ゆる

うす焼き卵のガーデンへ、さあ一直線、


出だしは好調でも、突如


得体の知れない感情に巻き込まれると

動けなくなって、


アスファルトの足元の震えだけ

ガタガタ感じてしまうなど、


やっと、創作の時間ができたと思っても、

瞬間的に入り込んでくる誘惑、


もしくは、これやってから、あれやってから、

と真面目にタスクをこなそうとする私


何とか重い腰を上げたとしても、

完璧主義のもうひとりの自分が、


デッサンの狂いはないか、

やり方は間違っていないか、


と厳しく目を光らせている


ああ、それだったらやめちゃおう、とか

考えがまとまったら…、とか、

適切な表現方法が思いついたら、とか


先日、パソコンが壊れたからしかたないよ、とか


ひとって、やらない理由を考える天才だ、なんて

聞いたことがあるけど、まさにその通りなんだ


やってるつもりになって、

成功者のユーチューブの音声を聞きながら


ルーティンワークに長々と時間をかけてしまったり


ついつい、楽な方に逃げたくなるものだね


いったん、暇つぶしをやめて、

頭の中の騒がしいおしゃべりを止めて


無意識に起動させてた

スマホのアプリも開く前にちょっと待って…


ちょっとでいい、数秒でいい、

自分の夢と向き愛ってみる


人生を賭けて創り上げたいと思っている何かに

着手する


先延ばし癖を

勇敢に断ち切るチカラを、私の中に呼び戻すんだ


やりたいことに焦点を絞り、

スタート地点に立てば、


あとは、もう、取り組むしかないのだから


☆ピンク☆


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PS


身のまわりの

これも愛、あれも愛、


そして、私から生まれてきたすべてが

宝物なんだなぁと、


ちいさな神さまが耳元でささやく


夕暮れの談笑も、

手を振ってまたね、と挨拶を交わしたことも、

思い出せる限り、


まぶたの裏に浮かぶ


その笑顔と思いやりに、ポチポチいいねを押す


今日も数多くのきらめく宝石を

受け取ったんだもの…


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# by sakurano-pink | 2018-03-12 22:44 | ピンク絵日記

宝石ノート

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走る、走る、ゆめ瞬く間に逃げるから

追って、追って

気がついたら、追っかけられて


うふふふふと妖精たちが笑ってる


春の始まりを告げるオーブに


しあわせも、

喜びも、せつなさも、

真面目もリリックも、

エロティックも詰め込んで


一からスタートするつもりで

おぼつかない足取りでも、いいかな…、


やるべきことやってから、というルールや

整合の取れた文脈を守っているうちに、


頭を駆け巡るストーリーは、

昨晩の

幻の夢のように消えてしまうから…


思い出した、


日記好きの祖母が

畳の小さな机で「宝石ノート」をつけていたことを


ねぇ、おばあちゃん、愛いたいよ

いつもあれだけ家事をしっかりこなしながら、

美味しい煮豆を作りながら、


心豊かな時間を捻出していた技を教えてよ


思ったこと、感じたことを綴るのは

さほどむつかしくないはずなのに、


誰かの才能や輝きに目が眩むと、


私の発する言葉ひとつひとつが、それほど

大したもののように思えなくなって、


伝えたい、と思いつつ、

心の奥底でヘドロみたいに

気持ちをこじらせ、


先延ばしにしていた


そんなにだれも、

四六時中、あなたのこと監視しているわけでは

ないのだから、


自由にしてていいんだよ


もうちょっと、何も考えずに

アクション起こしていこうかな


書き損じも気にせず、手を動かしてみたら


チョロチョロ動き回るのが得意だった

ネズミ年の祖母にあやかって


☆ピンク☆

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PS


お皿洗いも、洗濯物も、

規則正しい計画表を放り出して、


いったん、秩序が乱れれば、

固定概念も崩れ去り、


キャンディポップで、おもちゃ箱を

ひっくり返したような毎日が

キラキラ広がっていた


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# by sakurano-pink | 2018-03-12 02:05 | ピンク絵日記

不完全なことばに乗せて

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まっさらな純白の朝、

ステンドグラスゆらめく
大聖堂のアヴェマリアに包まれ、

とめどなく流れる愛を全身で受けとめ、

物事を見つめると

自分対世間ではなく

全体のなかでの個としての自分が
ポツンとひとつの点として
佇み、

弧を描き広がる、ふんわりとした光のバリアで

守られていることを知る

しだいに、私という存在が
徐々に無に近く、透明になり、
上へ上へと立ち昇り、雲の向こうへと吸い込まれたとき

神と一体化して
同じ視点に立てるような氣がして

多くの不完全性が愛おしいと感じられる

何かを達成することと同じぐらい難儀なことは

ゆるすこと、みとめること

現実世界の私、

時を止めて、手元の作業も止めて

カフェの窓際沿いの長テーブル、
ぽつぽつ、と
まばらに人が並ぶ

ホットティーも半分ほど飲み干して
すこし暮れてゆく光を見るのが好き

語りすぎる
やりすぎる
がんばりすぎる

のが裏目に出て、
楽しく始めたこともいつのまにか意地になって
続けてしまい、

ドツボにハマることは、たびたび…

もうすこし、ゆるく、余裕をもって
そんなに焦らないで、

たぶん焦ったりがんばりすぎてしまうのは
愛されない恐怖感に支配されることがあるから

嫌われるぐらいなら、自分から離れたくて
叶わないなら、自ら諦めたいとか、
COOLを装いたくなる

そんなふうに、日々、
似たようなことを違うニュアンスで綴っていると

おのずと、現在の
興味関心本音、が浮き彫りになり、
行き先もわかってくるようだ


☆ピンク☆
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PS

言葉にしなくては伝わらないこともあるけど

一言でも、きっと伝わる…

むしろ、選び抜かれたひとつの言葉が
ハートの奥まで届くことだってある

すこし、いろいろなことを
減らして、

賛辞で盛るのもやめて、

息をひそめて

やさしい眼差して、見守っていようか

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# by sakurano-pink | 2018-02-27 16:37 | ピンク絵日記

桜ケ丘の約束

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映画の舞台にもなった

京王線の時計台に沈む夕日を
指さしつつ、

春の到来か、むずがゆいくしゃみが止まらず

ぼーっ…ぽーっ…と
シュワシュワ汽笛が鳴りそうなほどに

ぼんやりに浸ったこと

言葉少なくとも、むしろうまく紡げないときほど、
分かり合える…

ハグし合った瞬間、時が止まり、

その後、時空を超えて、朝、

カーテンからこぼれる陽光に包まれ、

大判花柄プリントのお布団で
ゴロゴロしてるだけで、しあわせ真っ最中なの

手をつないでの
ウィンドウショッピングも、春爛漫とした空気で

桜色、クリーム色、レモンイエロー、パステルグリーンに
わくわく…どきどき…


肩の力抜いていいよ、がんばらなくていいよ
お気楽でGO

というサインを受け取る

プリクラを撮るとき、

『キュートに生き生き』か『色素薄い系』でいくかの
選択に迫られ、

そういえば、近頃、じぶん
成分濃いめだったな、

ここ最近、

我が我が…という視点に立ちすぎていたことに気づき、
ほんの少し、赤面する午後

手足をジタバタさせて、
あの時の胸がチクンと痛む失敗の言い訳しても

地面から30㎝ほど宙に足を浮かせて、飛び跳ねたって

何がいいたいのか、何をしたいのか、まとめられないとき、

定まらなくてグラグラしているときでも

まとめようとしなくていいし、


たぶん、わたしが何者かなんてはっきりさせなくても

そのまんまを好きでいてくれるひとが

目の前で微笑んでいてくれていた

その記憶の向こうの
やさしい肩に身を預けたくて


☆ピンク☆
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PS

たとえ、
この小さな街から出られなくて、

さらにそこの狭い区域だけをぷらぷら彷徨っているだけでも

あなたと二人なら

世界一周旅行に勝るほど

ハートが満たされ、
貴重な旅を重ねられる…

つぎの
ときめきの約束がかないますように


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# by sakurano-pink | 2018-02-26 19:01 | ピンク絵日記

シリアスからの離脱

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ふかふかまどろんで、昼間から寝落ちして
心地よい夢…

ハートが柔らかく緩んで、

小春日和のくしゃみが止まらない

ねこのニャゴニャゴ…

愛する気持ちを
頭からつま先まで、全身に張り巡らせると

うっかり恋の花を咲かせてしまいそう

素直なつぼみを
刈り取ることはしなくていいの…

何人も、
本心を縛りつけておくことなどできやしないから、

思い切って歩を進めてゆく

気の早い桜と錯覚した、すれ違った瞬間に薫る何か、

イヤホンを通して聴こえてくる
エレクトーンと甘い歌声に身を任せ

周りの風景は、モノクローム

頭のなかサラサラ

綴ることで、己の凝り固まった思い込みに
気づいていくとき、

癒されてなかった古傷の存在を
ラテの苦さでごまかそうと、ほんの少し躍起になっている自分が
見えて

笑う余裕も出てきた

いつまで経っても、哀しいなら
いつまで経っても、忘れられないのなら、

今のことも、あしたのことも忘れて

過去を彷徨っていたって、それでもいい


☆ピンク☆
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PS

感覚が立ってくると、
ちょっとのことにも、すこしのことにも

ちいさな違和感を感じてしまうから


ひょいっと、マイワールドに
閉じこもる決意をして

シリアスから離脱する

またね、



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# by sakurano-pink | 2018-02-24 18:53 | ピンク絵日記

SEIMEIのシナリオ

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純度が高く、自信に満ち溢れ、

爽やかな風が吹き抜けるような、

スタイリッシュかつ、自分のセンスに従って動けるひとに
なりたい

なおかつ、
世間のいざこざなど気にも留めず
または、素知らぬふりでもして

ざわざわとした人波など軽やかにかきわけ、

自分の道を突き進んで行ける

センスの良い人になりたいって切望するのに

実際のところ私は、

自己アピールするための
ファッションなんて…そこまで興味がなく

人付き合いも
面倒くさいスイッチが入ってしまうとやる気ゼロ


ココロの世界に浸りまくりで

揺れ動く感情重視で、瞬間瞬間動き、

こだわりが強く、ひとりになれば
トラのように叫び、吠えまくり、

悩みだせば、ベトベトで、とびきり重いし、

こんなところ…
なるべく、バレない様にひた隠しにしてるのだが

ときどき、ふとしたところで、見苦しくかっこわるい部分が
露呈してしまう

そのたび思う、これ以上見せてはならない、
迷惑かけたくない、

女神の対応ができるアイドルに憧れ、

自己を高めるための
規則正しいメニューを淡々とこなせるアスリートのように
なりたいと思うから

実際は
好かれるのも愛されるのも怖く、

人との約束も自分との約束も、
あまり守れない、いい加減さを持っている

いつかきらわれることを想定して
傷つかないように傷つかないように

そっぽを向きたくなる凹み方をする

おとなになると、真正面から傷ついたり
自分の視点だけでいっぱいいっぱいになって

マイワールドに浸りまくって
キャリオーバーになっちゃうほど

悩み悶えるなんてなくなるのかなと希望を持ってたけど

いつまでたっても不安定でゆらゆらしてる、

それを自分の幼稚さと捉えていた


しかし

『できれば、きらわれたくない』
『僕はアイドルじゃない』

と、世界中から愛されているはずの金メダリストの彼でさえ、

死闘の末、勝ち取った栄光のインタビュー時に


打ち明けるのに勇気が要ったであろう本音を語ってくれたとき

ズシン、と響いた



☆ピンク☆
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PS

崇高な美しさも、
爽やかな微笑みも

穏やかな立ち居振る舞いも

目がくらむような純白なそれに

泥を浴びせられていない事実がないとは限らないのだと

輝かしい雄姿を見て、感じ入る


SEIMEIのひびきに乗って、

神が
世界にもたらしてくれた
ひとりの青年のシナリオが

心の奥の奥まで浸透していく瞬間…

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# by sakurano-pink | 2018-02-23 23:57 | ピンク絵日記
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雪どけの2月、

出てくるのもおっくうだった重い扉を開けると

恐れていたほど、寒くないね

玄関先で交わすご近所さんとのやり取りも

いつも以上に、何だか温かくて

自然と笑みがこぼれた、

早朝、あと一歩のところ、バスが間に合わなくて
光をかき分け、目的地まで走るこの道、

余裕がないのに楽しくて

駅前の
コンビニの鏡で髪を整える自分は
躍動感にあふれてかっこよかったんだ

あの日、
あなたの胸に耳を押し当てて聴こえてきた

愛の鼓動、ひびき…ふと思い出して

息を吸い込む、

涙をいっぱい溜めて、一歩踏み出す、

輝かしい希望も、誰かからの好感も
淡雪のごとく、儚く消えゆくもので

深い孤独と、果てしない絶望は、
けして私を裏切らないと

己が作り出したがらんとした聖堂に
とことん籠もりたくなる、

もう古傷の皮をひっぺはがされないようにと、
背中をまるめて震えているような氣もして

もしかしたら、いま
だれにも優しくできるのは

だれに対しても、特別な感情を抱けないから
できることなのかもしれないと…、

嫌いになるなら、
もう好きにならないで、安易に愛さないで

救いようがないのなら、もう救わないでほしい

放っておいてほしい

そう
背を向けて突っぱねたくなる気持ちが、真夜中、

炎が燃え盛るみたいに、自分を包むとき…、

翌日、

数多くの優しさたちが、私のもとになだれ込んでくるのは
どうしてなのか、

ひとりで空調を下げてたことに気づき、
すこし恥ずかしくなるけど

ときに正しくないとされる激しさを伴った思い込みも
目をそむけたくなるような本音ともつかない本音も、

ぐわっと、一気に、出すことで、

行き場がない寂しさのカケラたちを抱きしめる
真実の愛となる


☆ピンク☆
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PS

道沿いの
ひびの入ったカーブミラーから聞こえてくる声に
耳を傾ければ

絶対、絶対、こんな複雑怪奇な私のこと、
理解なんてしてもらえない…って

どこか自信なさげなの

大丈夫…、

理解されるため、レベルを上げようと努めるよりも、

ただただ、今の発展途上の自分のまま、

愛おしく
屈折した想いをなくさないでいよう

ニヤッと笑い飛ばしてね

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# by sakurano-pink | 2018-02-08 18:22 | ピンク絵日記

ふきのとうのココロ

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歓びの春を目前として、
グインと引き戻されるような寒波に、

霜をかぶった
ふきのとうのように、ジッとしている

今日、あの時、サーッと、青ざめた私
いったん、打ちひしがれてから、取り繕うとする私

ちぐはぐなハートを必死に縫い合わせることに疲れたら、

なにが原因で、動けなくなってしまったかは
わからないけど

口の中のミルクキャンディーが溶けてなくなるまで
ここにいて大丈夫かな…と

風向きが変わるまで、答えが出るまで
物言わぬニャンコと日向ぼっこしていた

うつむいて、足元のスニーカーを見つめるだけの
ボーっとタイム…

ちょっと気分が上向きになったら、

お気に入りのカーディガンの刺繍、
手作りのうさぎのぬいぐるみ、

ほころびを丁寧に見ていく…、

奥に押し込めてた不安など、

いろんなことを見て見ぬふりしていたけど

せき止めていた感情の海に飲まれるともう、何もできなくて
ふたたび、みたび、呆然とする

何度目かの理解されない苦しみ
衝突する煩わしさ
面倒なことは、うまく避けられたと思っても

本質を見誤れば、ずれていく一方

私が何したの、わるくない
一個もわるくない…誰かにそう認めてほしい

その問いまで、行き着くと、結局、
自分で自分を認めてあげてなかった、という根本に気づく

言葉一つ一つを弁明するのではなく

もっと全体的な
己の在り方に気づくタイミングなのだろう


叫び、シグナル、サイン…


☆ピンク☆

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PS

駆け寄って抱きしめれば
いつもふわふわ受けとめてくれる

気持ちが落ち着くまで
何も言わないでいてくれて
ありがとう…

ふだんから、あたりまえのように

ひっそりと、寄り添ってくれる
愛の存在に感謝


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# by sakurano-pink | 2018-02-07 18:36 | ピンク絵日記

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雪どけの晴天の日、
朝のスタートダッシュから、つまずいて

凹んだ気持ちを胸に、つめたい風に耐えながらの
帰り際、

ざわざわとした東京発の列車のはじっこの座席で、
銀色の棒にもたれかかり

足元の暖房に頼りきって、

力尽きたように、眠っているとき、

すべてから隔絶されたみたいな、心地よさ

あしたのこと、これからのこと、
何も考えられない……、

今はもう、何にもしたくない…

昨日までの
少しキラキラしたかのように見えた自分からすれば、

それはもう

よわすぎる、あきれかえる、

挙句の果てに、ひらきなおるマジック

魔法使いのように、状況をなんでも操作できたら
楽になれるけど、

打ちひしがれて、ことばがポツポツと、
宝物があふれるようにこぼれ出してくるの

天使になりたいと夢見た日から
一ミリもブレていないつもりだったけど

色んな思惑が邪魔をすると気づいたときに
少しずつ、自由になりたいと思い始めていた

私は私で生まれてきてよかった

と思えるまで、純白の大きな羽根を広げ続けるのだけど
そんなとき、
すこし、こころが無理してるね

ピュアな感情や気持ちは、振りかざすものでなく
胸の中心に、大切にしまっておくもの
だれにも、気づかれなくていい

たったひとりの
最愛のあなたをのぞいては、


☆ピンク☆
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PS

心理的に追いやられると
どうにもならなくて、

ころころ変わる内面に
ふわふわのガウンを着て、ナルニア国へ逃避行しようと
ちいさな決意…

木造の
衣装ケースの扉を開けば、

一面に銀世界が広がっていて、

未開の
まっしろなファンタジーへ吸い寄せられるように

ふんわりとした厚い雪に

最初の一歩を刻む

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# by sakurano-pink | 2018-01-25 17:04 | ピンク絵日記

真冬の使者のささやき

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厳格な冬という存在を目の前に

吐く息の白さも凍りそう…と嘆き、

自分が
得体のしれない何もかもに
呑み込まれそうなとき、うつむき加減に

長いこと、連れ添ったフードに身を埋め、

何も見たくない、知りたくない、
この緊張感に耐えるぐらいなら
消えてしまいたいほどの衝動に、

全身がガクガクと震えるけど

顔を上げ、
降り積もった厚い雪を

まず一歩踏みしめて、
前方にシャキーンとひろがる世界は

さん然たる白銀の景色

マイナス10度の中、感じる陽向では、

淡いブラウンシュガーに揺れる瞳に

ピュアに澄み切った空気が
目に見えるようで、

はじめてなのに、はじめてじゃない懐かしさは
一度、忘れてきた記憶のカケラが
虹のかがやきを秘めて、
手元に戻ってきたから

宇宙に
全幅の信頼を寄せることって結局、

起こることすべてに身をゆだねていくことと、理解していても

突如、柵が立ちはだかる
運命の審判が下るとき、何度直面しても慣れないものだから

季節が変わっても、長いこと、消えず
自分の内側に居座り続けた

真冬の使者のささやきに

フラットな気持ちで耳を傾けるのみ

☆ピンク☆
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PS

この崇高な雪山の頂を
目指そうとすればするほど

握りしめていた何かを手放さなくてはならない氣がして

最後に残る
人間らしい心だけはギュッと抱きしめて

それがすべてと悟る旅路

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# by sakurano-pink | 2018-01-21 19:00 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink