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モーツァルトの夕べ

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オレンジ色のそらに溶けてゆく
鱗雲に連れられて…、

シャーベットの感触を味わうみたいに
さくさく、さくさく、

遥々と

一歩また一歩
薄グレーのマッスをめざして

奥の奥まで、歩を進める

把握している以上に

彩りあふれるいのちの気球
エネルギーが吹き込まれ、
大海原の空をぐるっと遊泳する

顔を上げて
高い高い建物まで首が伸びてしまうほどに
ぐーんと、

思い切って、飛び出してみた


あなたが感じた涙も痛みも伝わってきて
それはごく当たり前で
ひとりで
打ち消すことなどできないのなら

まるごと、大自然に放ち、

そのまま、ありのままを
預けてほしい

どんな重々しい負でも
まあるく抱きとめ、感じ切ることで

浄化できる

日曜日の公園を久々にうろつけば
運動靴に小石が入り、立ち止まり

片足立ちになり、履き物を脱いで
砂を出そうと振ってみるのは、

魔法のアクションだって…氣づかなかった

視界に入ってきた

親に見守られながら
公園遊具で遊ぶ子どもたちを見て…

さらにその先、

繁華街の方まで
ズンズン歩いていけば

吹きあふれる 押し出されてくる
荒々しいほどの
生の息吹にもまれて、

何かに突き動かされるように、前進する最中、

なぜだか、ふと
人が好きと感じることができた


☆ピンク☆

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PS

道端にて咲き誇る
可憐な花に

水やりをしてくれる
誰かの優しさ温かさに今日触れた
日々の
ひとさじの努力に

きゅんとして、
目が合うとすこし照れながら
また場面が切り替わる

華やいでうっとりするときも
哀しみでぼんやりするときも

いっしゅんの
この先、ちょっとずつでも

愛と感動をたべていこう

まいにち、つづけるよ
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by sakurano-pink | 2018-10-14 19:57 | ピンク絵日記

神々のダークオーシャン


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ダークオーシャン…
声を震わせ、その名を呼び、

フッ…と氣が緩めば、
夜の海に誘われ、溶けてしまいそうな

深緑の孤独感は
果てしなく、にじみ広がる神々の涙

誰だか知らない

もう一秒、あと一歩…勇気が出せずに
伝わらなかった愛の告白は、
遠い山の方から、こだまする

年齢不詳の

不気味なほど、綺麗で
憂いを帯びた横顔と

このまま、名も知られることもなく、
故郷の土にひっそり、身も心も埋めたいと
折れてしまいそうな薄い背中が…、

生き直そうと

凛として、重い腰を上げるとき
まだぎこちない
どこか、無理をしている

それでも、
もう…嘘をつく余裕すらない

真実へ向かわざるを得ない眼差しほど

上質な和紙に、スッ…と一直線に
墨文字が書かれるように

迷いがなく、美しい



☆ピンク☆


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PS

マスター

主は何処へ…探し続けて、

ときに強烈なほど
救いを求めて

今もなお

胸に手を当てれば、トクトクと
虚構の世界で、たしかに響き渡る心音を
頼りに…、
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by sakurano-pink | 2018-10-14 00:35 | ピンク絵日記
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秋晴れの太陽は
爽やかに吹き抜ける風とともに
スッ…と心に溶け込み、

思い起こせば
長い前髪が眼前を覆い、

余裕がなく、切迫としてる表情が
ちらちらと見え隠れしていた…

ごうごうと地響きのごとく打ちつける
台風の中感じた
恐怖も、心細さも、
情けなさも、抱きしめて

そのまま、ありのままを受け入れられそうだ

よろこびの
一秒一秒の時間という名の
黄金の粒子をまとった

ブラックチェリーへ向かって
手を伸ばし、
置き去りにしていた私を取り戻そう

青空の地上に飛び出したとき、
自由に解き放たれて、

ああ、
別段、絶望と寄り添う必要など何もないが

問題の規模を若干大きくしないと
追い詰められないと氣づけなかったりするのは

幸せに思われたいと
すごいなと評価されたいと
ひた隠しにしていたプライドの高さゆえ

じょうずなタイミングで
良い子に取り繕う自分を卒業できていなかった弊害に
よるものだろうが

と、こんな風に考えすぎるからか

もう誰にも頼れないと
真面目すぎるのは私自身だった
そうなのか否定しないよ

いやはや
まじ
酔ってる場合じゃないんだけどね、と笑い飛ばせたら

もうOK

ピンときて、そうだ、と知るタイミングは、突然で
何の予告もなかったりして、

這い上がる気力を失い、
ふとんに突っ伏し

こんな陽気でも外へ出られず
ゴロゴロしているときに、まるで

愛されてる証を示すかのように
涙がぽろぽろ
吹きあふれ出してきたりするの…

ここまできたら、大丈夫

☆ピンク☆

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PS

今、その瞳には何が映る…

かがやきを期待していい…?

限界という闇に気圧され、
また逃げてしまったとしても

一歩、後ずさりする程度

ちょっと手を伸ばす勇気があればつかめる
みずみずしい果実のうるおい…、

ときめきの一瞬を

もう
あきらめない
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by sakurano-pink | 2018-10-10 17:57 | ピンク絵日記

明くる日の十六夜


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漆黒の夜のスクリーンに浮かび上がる横顔は
どこか切なくて、大人の響き…、

迷わず、ときに戸惑いつつ、
1秒1秒の自分の感覚に頼れ

飲みかけのペットボトルがコトコト水音を発し、
十六夜の月が雲に隠れ、
コオロギがキリキリ、鈴虫がリンリンと、
ここからが本番
注意深く耳を澄ませて、色んなことがきっと、たまたま
ごく、たまたま
偶然で必然で…それでも、
切り離して考えることなどできなくて、

バスの発車時刻6分前にコンビニに駆け込んで
梨ジャムパンを買ったことや
夜明け前に布団に伏せって、
感情のない涙を流したことも、

芸能人のニュースを他人事のように
思えなかった

無関係と遮断してしまうことは、どこか無機質で

待って、誰かの意見を自分のものにしてしまう癖、
安心したくて、
ときに自分以外の何かを必死に否定しつつ

私を肯定してもらいたくて、

表面的だけでも満足したくて、癒されたくて

そうなる前に、二酸化炭素混じりのため息でもいいから

私の口から
オリジナルの言葉を紡いで

それができないのなら、ぼんやりでもいい、

瞳のフィルターを通して、
ありのまま飛び込んでくるスクリーンを捉えて

☆ピンク☆

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PS

私が二度、生まれる

生まれたての青空をみる気持ちで
土を踏みしめて、おめでとう、と一言伝えられて
見るもの聴くもの、すべてが輝いて

ふわっと、高揚する予感へ…

そんな優しさの彼方へ
早く旅立たせて、と小さく願いつつ

矛盾だらけのこのセカイで
ひときわ際立つ

そらの神々しさよ

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by sakurano-pink | 2018-10-03 01:58 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink