すみれ色の恋うらない

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雨の日に
雫を含んだ緑のつたが絡まる窓際で

こっそり目元に忍ばせた
アイシャドウのきらきらをお守りに

あじさいのメロディに耳を澄ませ

鈴つきのスプーンを持ったまま

目の前のアイスが溶けちゃうほど
ぼんやりして、
あの人の横顔を思い浮かべ、

頬から耳たぶまで紅潮させながら、

にょろり、にょろり…
無口なかたつむりのように
内側の殻にこもる

突然、遭遇するときめきは
どんなに
理性的なひとでも効率よく片づけられないもの

すみれ色の青春時代を通り過ぎ、

いそがしい日々の合間に
ふとあの場面を思い起こすとき、

傘を持っていれば…

昼夜逆転するほど、心を揺さぶられ、

せつない涙の渦に巻き込まれることなどなかったのに、
と理解できても

心が奏でる調べをたいせつにしてきた
あの日のことを愛おしく抱きしめ、

ときに降伏し、ゆったり受け入れれば、

自然とつながる、
タイムスリップする

愚かだと決めつけ、続きを遮断させていた
哀しいラブストーリーのつづきが

あのカーテン越しに
始まろうとしているの


☆ピンク☆
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PS

すき、きらい、すき、きらい、
だいきらい、だいすき、

やっぱり、きらい…と

花占いで
自分の気持ちを定めようとしても、

こんなにも強烈に
あなたという存在が

心の中を占めていること

潤んだ瞳に、
いつか秘密じゃなくなる

隠し通せない恋
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by sakurano-pink | 2018-06-13 20:30 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink