人間、やっていたい

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初夏を感じるような、少し汗ばむ陽気から、

夕暮れの光が差し込み、
緩やかに涼しくなっていけば、

ぽつぽつと、まばらに
人影が浮かび上がる車内…

行き先は、「無人駅」とまではいかないが
あまり知られていない地名で

夕方五時の時点で、列車は、ガラガラ

気がつけば
とうとう、この車両に私だけ…、

降りるタイミングがつかめず
うっかり寝過ごしてしまったら、
どこに運ばれてゆくのだろうか…と

いったん、座り直し、背筋をピンとさせ
気を張るものの、

たとえ、眠ってしまったとしても、
数秒、経過した段階で

後ろの窓に頭をこつんとぶつける癖があるから、
それで気づくし、大丈夫…と思い、

スマホも開かず、

ど真ん中で、ただただ
座りつくすだけのぼんやりタイム

猫みたいに
豪快にシャーッと小さな牙をむいた欠伸をしつつ

体内の空気を入れ替え、

こころも空っぽ、気持ちを無にする

ごくごく小さなころから、

暇なときは、お絵かきしたり、
作文を書きたくなる感じや

お腹が空くと、心細くなってくる傾向も
変わっていないが、

ここ数年、私自身が遭遇してきた
出来事一つ一つに対し、
いっときの「快・不快」はあったとしても

即座に「幸・不幸」と判断するくせが、
年々、薄れていくのは

たとえ、その瞬間は、絶望を感じる内容だったとしても、

むんっと踏ん張れば

大きく良い方へ転ぶことが、
体感としてつかめているし

誰かの状況を見聞きしても、それぞれ
魂の個性も、
選んできたテーマやシナリオも違うのだから

彼らと讃え愛い、
助け愛うことはできても

「うらやましい」「かわいそう」と決めつけることも
私自身、そう思われるのも好まない

うらやましい人も、かわいそうな人も
一人もいない

衣食住も
安全もある程度保障されている
日本で育った自分だから、
言ってしまえることなのかもしれないが

その都度、一生懸命に、体当たりで生きれば
誰もがその人なりに納得できる
幸せを掴めると信じている

もっともっと…
突き詰めてしまえば、

ぽわんと幻想が弾けたように
幸せも不幸せも何もない世界に行きつくそうだが、

神様、お願い

過去世において
表現の自由をこじらせていた自分にとって、

夢のような現代に身を置いている今、

まだ、もう少し、
いや、もっともっと…


人間、やっていたい

☆ピンク☆
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PS


2018年の世界幸福度ランキングで
日本は156ヵ国中、54位

と数字だけ見てもピンとこないが

私個人で言えば、

クリームカラー、
ブラック、
虹色

の靴をローテーションするのが
近頃の幸せで

お出かけ前の玄関で
この子たちが整列しているのを見ると

ほっこりする

今だって、足元を見るだけで…

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by sakurano-pink | 2018-04-24 23:18 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink