2017年 09月 27日
控えめなうさぎの恋心
手足が、きゅるきゅるして
あのときは、涙ながらでも、お願いのポーズをして
あのときは、涙ながらでも、お願いのポーズをして
絞り出すみたいに
好き…ってあなたにたくさん伝えるのでせいいっぱい
好き…ってあなたにたくさん伝えるのでせいいっぱい
今までは、
私だけの秘密の領域に隠していたの
私だけの秘密の領域に隠していたの
パステルトーンの瞬く星空のなか
ペガサスが私を迎えに来た
ペガサスが私を迎えに来た
幾たび、
狂おしいほど押し寄せてくる恋心
狂おしいほど押し寄せてくる恋心
カタカタ…ジェットコースターにいっしょに乗ってるみたいで
頂点に達した瞬間、
頂点に達した瞬間、
快楽の渦に巻き込まれていく
ゆめにいるときですら、ゆめうつつ
半分だけ、生温く溶けてしまった
アイスクリームみたいになって
アイスクリームみたいになって
秋のやさしい日差しに包まれて
脳みそがぐにゃぐにゃで、とろけそうな朝
脳みそがぐにゃぐにゃで、とろけそうな朝
どうして、こうなってしまったのか、なんて…
試験前、必死に頭に叩き込んだ
三段論法が働かない…
三段論法が働かない…
あなたに抱きしめられて目覚めれば
何だかずっと、ほわわんとしていて、
立ちあがれない
何だかずっと、ほわわんとしていて、
立ちあがれない
その腕に拘束されているからなんだけど
昨日までは、
少し離れた座席で、先生の講義を受けていたのにね
少し離れた座席で、先生の講義を受けていたのにね
前方に座るあなたの
形のいい耳元から
背中の肩甲骨まで、視線でなぞっていたとき…
形のいい耳元から
背中の肩甲骨まで、視線でなぞっていたとき…
振り向きざま、目が合ってしまったから
微笑みを交わしてしまったから
微笑みを交わしてしまったから
終業のベルとともに、迫られて、
互いの指が絡まってしまったから…でも結局のところ
互いの指が絡まってしまったから…でも結局のところ
私の気持ちを悟られたから…
おねがい
今日ぐらいいいでしょ
清涼な風がながれる、秋の晴れ間、
一日ぐらい、何もかも投げ出して、
あなたとどこかに行きたい…、
あなたとどこかに行きたい…、
メルヘンのたっぷり詰まった遊園地で、
恋人ごっこしたい
恋人ごっこしたい
そうする時間がないのだったら
特別なことじゃなくていい、
いまここで、ちゅっ…て
特別なことじゃなくていい、
いまここで、ちゅっ…て
☆ピンク☆
あなたと私だけの
特別な初めて…
もっともっと、積み重ねていけるかなあ…
私の性格上、
お花畑に蝶々が舞うイメージを
思い描いて、
思い描いて、
甘く期待したのち、
氷のごとく、固くて、コチコチの
辛い現実に落胆しちゃうことが多かったから
辛い現実に落胆しちゃうことが多かったから
そんなの嫌だなあって…
回転が止まらない
コーヒーカップに揺られてる気持ちになってたら
コーヒーカップに揺られてる気持ちになってたら
気まぐれに
こうしてるんじゃないよ…、ってあなたが
こうしてるんじゃないよ…、ってあなたが
私より一歩遅く目覚めて
腕にやさしく招き入れてくれた…
腕にやさしく招き入れてくれた…
by sakurano-pink
| 2017-09-27 15:26
| ピンク絵日記