2016年 12月 16日
ジャングルジムのてっぺんで…
深い森を彷徨うみたいに、
教室の片隅で、ひとり本を読んでいた私は
当時、ひととどう接してよいかわからなくて
当時、ひととどう接してよいかわからなくて
本に出てくる登場人物は、私のような性格の子もいたから
ちょっと安心していた
ちょっと安心していた
気がつくと、ジャングルジムのてっぺんで
一人佇んでいて
遠巻きに
みんなのことを見ていたよ
みんなのことを見ていたよ
笑いたくないときに笑えなくて
人に合わせられなくて
誤解させてしまったこともあるし
人に合わせられなくて
誤解させてしまったこともあるし
いつもワンテンポ遅れていて
いわゆる『ズレてる子』だった
その反動で、いま
私はきっと良い人に見られたい
空気が読めるひとになりたい、と焦っているのだ
空気が読めるひとになりたい、と焦っているのだ
だから、誤解されたくなくて、口数が多くなる
好意を持っていることをわかってほしくて
好意を持っていることをわかってほしくて
なんでだろう
それでも
たまにわからなくなること…
必要以上に、温和な私で振る舞って
違和感を感じる人はいないのだろうか
違和感を感じる人はいないのだろうか
そんなことまで、考えたら何もできなくなるから
ふだんは考えないけど、
ふだんは考えないけど、
何でもかんでも
嬉しい、楽しい、幸せ
とつぶやくことが
ときどき、
ひどく不自然のような氣がする
ひどく不自然のような氣がする
それは、本当に感じていることだけど
いま、そういう気持ちになれないひとに
温度差を味わわせてしまったら
どうしたらいいのだろう
温度差を味わわせてしまったら
どうしたらいいのだろう
何かを掴んでいるように見えて、
やっぱり見つかっていない私だ…
やっぱり見つかっていない私だ…
そして、
自分の幸せコレクションを見せることで
誰か幸せになるのだろうか?
自分の幸せコレクションを見せることで
誰か幸せになるのだろうか?
ひとつの物事って
人によっては、きらきら光り輝くようなときめく体験で
第三者から見たら
人によっては、きらきら光り輝くようなときめく体験で
第三者から見たら
ほとほと無味乾燥なものなのかもしれないし
どこか手に届かないような、作られた夢物語だから
どこか手に届かないような、作られた夢物語だから
ああ…、
出逢う人ひとりひとりに
私がほんとうに与えられる
私がほんとうに与えられる
価値あるしあわせってなあに……?
ものすごく無理難題なことを考えつつ、
きょうもまとまらない
きょうもまとまらない
☆ピンク☆
いつの間にか
デスクのぼんやりとした灯りに照らされて、
突っ伏して寝ていた
突っ伏して寝ていた
生き方指南書、スピリチュアル…
人一倍、不器用な私が
賢く生きるために
いろんなものを
読み込んできたつもりだから
賢く生きるために
いろんなものを
読み込んできたつもりだから
とっくに結論は出ているはずなのに
実は
何にも答えは出ていなかったことに
気づかされる…
何にも答えは出ていなかったことに
気づかされる…
小賢しく、表面的に好かれようなんて思わなくていい…
今、わたしにできる確かなことは、
『こうすれば、喜ばれる』
といった
決めつけは外して
決めつけは外して
まっさらな気持ちで、
目の前のひとと向かい愛うことだろう
by sakurano-pink
| 2016-12-16 22:03
| ピンク絵日記