きらいになんて、ならないから…

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灼熱の太陽が
ふたりの夏の足跡を、くっきりと
カラフルなタイルの道に残していく…

どこまでいくの、何をするの…?

ふだん意志の強い自分を封印して、
きょうは、とことん、あなたに
絶対服従…

下目遣いに見つめられて
心臓が飛び跳ねる

隣に居られるのが嬉しくてたまらないのに
緊張して何も言えなくて、

そんな私に
ごにょごにょとあなたが何かをささやくから、
小首をちょこんと傾けると
顎をくいっと、やられて唇を押し当てられた

照れ隠しに
いやいや、と軽く抵抗しても

そのまま、ぷっくりとしたそれを
首筋に移動させて、ぺたぺたと愛の印を
残していく…

いいよ、もっと、ぶつけてくれても構わない、

あなたの怒ったような顔も
へろへろに無様な姿も、
すべてが可愛くて、ぜんぶが大好きよ

私たち、急速に惹かれ合ったのは、
一時の気の迷いなんかじゃなく

もっと遠い過去からの約束

暗闇にポツンと、ひとり…
あなたを置いてきてしまった後悔を
ずっと抱いていた…

昨日、あなたが寝汗をかくほど、
愛し合う夢を見たのだとしたら

私の方から、訪ねていったから

突然驚かせてごめんね

会いたくて、切なくて、どうしようもなくて
ひとりでに心が動いていた

あなたの瞳がときどき苦し気に
迷子のように…不安そうになって

何かを思い出そうとしているのがわかる

まだ秘密なの

代わりに、
そのもどかしさに耐えきれなくなったら、
いくらでも私のことを好きにして

きらいになんて、ならないから…

☆ピンク☆
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PS

ふと我に返って

申し訳なさそうに、私を見つめるその顔が
何だか愛しい

引き返せないところまで来てしまった、

手足が、蚊に刺されいっぱいでも…
愛し合うことを止められない

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by sakurano-pink | 2016-08-09 03:16 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink