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がやがやとしたお昼休みの学級内や

エビフライが雨音のようにびちゃびちゃ
揚がるBGMの食堂で、

複数の人と会話を交わすときに

ふっ…と

時を止めてしまうほどに、
レスポンスが遅くなる瞬間があり、

グループの会話速度に
ついていけなくなることが
ときに悩ましく、

透明な窓ガラスを通して見える屋外の
吹き抜けのスペースにて

同世代の若者たちが、
歌ったりダンスしているのを見ると、

遠目から、うらやましく感じたりもした

ひとりこもって

カフェの隅っこ辺りで
綴ること、書くことを通し、

ペンのインクがなくなるまで
自分自身を正確に表すことにこだわってきたのだろう

誰にも認知されていない喧騒のなかで、
ぽつんとぼんやり
マイワールドに籠ることには
長けていて

「複雑な性格ゆえ、そう簡単に自分は理解されない
理解されたくもない」
という
甘えが、時折、私自身を支配をしていたが

そこは、克服したほうがいい
自分の幼稚さであるな、と感じることもある

私のシンプルかつわかりやすい特徴として

幸せを感じた瞬間シュークリーム

「ありがとう」という言葉に乗せて、
他者へ伝えると喜びが増す

学生時代と今とでは、
人との向き愛い方が変わってくるもので

例えば
恋愛や友情やビジネスなどの信頼関係などは
それぞれアプローチ法が違うのだと
頑なに思い込んでいたものの、

年々、さほど違いなどないのではと
思うようになってきたのは

根本は「人と人とのコミュニケーション」だからだ

以前は、
どこかで歯車が崩れると、

その先を構築するのが非常に困難に感じられていた

笑顔を届けることも、感謝を伝えることも
私の全身を使って、
どう表現していいのか

ときに

相手の気持ち量りすぎて

頭でぐるぐるシミュレーションするし、
これでよかったのかな、と思うたび、

螺旋階段をさらに
ジグザグ、ジグザグ、足取りがもたつき

スムーズに歩けなくなることもある

土壇場では、私は私のやり方でしか、
人と向かい愛えなくて

それが時に、ぎこちなかったり、
たどたどしかったり、

これまでの経験則から、
「重すぎる」と受け取られることが
多々あるような氣がしてるけど

誤解されるのはいやだな、と思ったから
一つ一つ、素直になるチャレンジしていくんだ

☆ピンク☆
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PS


うつむき、
疑心暗鬼を膨らませるより
ずっとずっと

人という存在は、私が思うよりずっと
優しくて、温かくて、

誰しもが不器用で、わかり合いたいと渇望しているのだから、

そのまま、ありのまま
まっすぐ目を見て
受け入れていいものなんじゃないか、と

ありがとう、

無になって、まずはそこから…

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# by sakurano-pink | 2018-05-23 17:05 | ピンク絵日記

小さな恐竜

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群青色のそらひかる
三日月が、

『今日もいちにち、がんばったね』と

地上にぽつんと
労いの涙を落とすみたいに、

優しさの欠片を差し出す余裕が、
あのときあったのなら、と

どーん…と隕石の後悔とすれ違いが生じた瞬間、

何億光年分の距離ができてしまったようで、

とぼとぼ迷子になる

笑顔を向けても、
笑顔の受け取り主がいなくて

静かに背を向けられると

帰り道すがらも、心にすきま風

誰も彼もそんなつもりはなかった

心境的に
砂漠の真ん中、干上がってしまい

もう歩けない

荒れ狂っていた小さな恐竜が
徐々に力を失い、

親を探しながらウオーンと泣くの

一つ一つ湧き上がる自分の感情を見つめながら

ほつれが生じた場所に還りたくなるけど

あなたに対して抱いた想いは、

カタカタと
タイプライターで事務処理をこなすように

理性で片づけていけることではなかった

懐かしくて、キュンとして、
甘くとろけて、濃厚なチーズに巻かれて

私のままでいられなくなる

引き返せなくなる
頑なに囲っていた柵のすき間から

不可解な愛に落ちてゆくのがこわい

本当は信じたかったけれども

ああ、神様…神様は、
「信じさせよう」とはさせない概念であり、

ひと一人一人の心に自然に備わってるかのごとく
その尊きものを仕込み

繋がりを断ち切らないようにした

どうしたら、また通じ愛えるのかその術をどうか…と
願いつつ、

日常のあれこれに呑み込まれてゆきそうで
あたふたしている

ならば、せめて、せめて
ここにひづめを残すんだ

忘れないためにも


☆ピンク☆

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PS

もっと豊かに
さまざまな名前を与えて、日本語らしく

現代社会は
どうか一個一個渦巻く
ドロドロの悩みも、過ちも、運の悪さも

あまり好きな言葉ではないけど
「うざい」とか

投げやりなもので
片づけないでほしいの

砂の上で朽ちた
涎にまみれた牙にも命がある

愛することのおおよそは、ほぼ、理屈のつかない

処理しきれない

ああでもない こうでもない

で構成されているのだから

ねえ、どうか

絶望と喪失感のなかで
一時的に息絶えたあなたの

大切な何かの代わりが務まるとは思わないが

もし、
すこしの気持ちでも受け入れてくれたのなら

僅かながらでも
いのちを吹き込ませて

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# by sakurano-pink | 2018-05-21 23:59 | ピンク絵日記
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そよそよと風揺れる、ラベンダー畑の想い出

澄み切った水色と、夕焼け色が
心地よいため息のように、交じり合う

果てない空に包まれ、

お下げの私は、ときめきのまま、
甘酸っぱい香りとともに、

ゆめの世界へ吸い込まれてゆきたいと

ふわっと願っていたら、

小さな麦わら帽子のリボンが解け、
憧れに吸い寄せられように飛ばされてゆく

「大丈夫だよ」と、頭の上から響く、
静寂を含む声音

隣で、あなたの大きな手を握っているとき、
体全身をみなぎる安心感に包まれ、

「またここに来るね」と約束したの

ゆらり、ゆらりとハンモックに身をゆだね、

目覚めれば、

いつ私はここに産み落とされたのだろうと、キョロキョロ
不安げに辺りを見渡し、

涙をこぼした

日々、いろんなことで揺れ動く心をすり減らし

険のある眼差しで
知らずうち、自己を威圧していなかっただろうかと

ふと、振り返る機会を持つ

まだ見ぬ明日のために、右往左往し、

完ぺきな人生を創り上げられないのは、
怠慢だと、自身をくるしめていたことも

それでも、思い出してと、

等身大の、いまの、ありのままの自分で良い

人生のシナリオは、正邪を問うことなく、
今日も刻々と
ベストな方向に向かって流れてゆくのだから、

迷ったり、疲れたら、
いつでも

まぶたの裏の原風景に戻ってゆこう


☆ピンク☆

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PS

空と花の匂いに運ばれて、ふたたび…、

あなたは、

時が満ちるまで、この地でずっと
待ち続けてくれていたの

あの頃と変わらない長さの
うしろ髪をなびかせ、

ぽつり、つぶやく、

今度は、私が
あなたを守らせてね

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# by sakurano-pink | 2018-05-11 18:30 | ピンク絵日記

慟哭のツインレイ

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草木を揺らす風も止み、

ため息がこぼれるほど
荘厳な美しさを湛えた夕陽が

世界を支配するほんの一時、

誰にも理解されなかった、
理解されようともしなかった

ひとつの悲しみは、

長い時間をかけて、母なる海に護られ、

鼓膜にほんの少し触れる程度の
かすかな響きを
さざ波のすきまから奏で、

星の砂混じりの
シェルピンクの貝に封じ込まれたまま、

砂浜に打ち上げられる

遠方から聴こえてくる船の汽笛に足を止め、

何の氣もなしに、拾い上げたら、どこからともなく
伝わってくる切なさと

霞がかった慟哭の情景、

本来、手のひらに収めきれるものでないにしても、
理解したいという気持ちをそっと込める

どんなに、もがいても、
希望という光のたすきを掴もうにも

絶望が引きずり込む重力に勝てず
這い上がれなかった、

海底のくぼんだ穴に落ちて、
華やかな珊瑚に隠れて、ぷくぷくと、

人魚姫をも幻にする白い泡を吹きながら

永遠に癒されることのない深い傷がうずいていたと、
吐露してくれた
その心に

私の頬を伝う温かい涙が
ぽつんと、落ちた時

ほんの少しでも、埋められたのなら…


☆ピンク☆
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PS

やがて辺り一面
群青色に染め上げられ

互いに歩み寄りたいと、
ふわっと湧いた

命と命、

遠く見据えた
何マイルも先に

わかり合えるというゴールがあるとしても、

惑わされない、揺らがない

凛として、ここに立って居よう

今、ここ掌に
あなたへの愛の確信を深めたのだから


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# by sakurano-pink | 2018-05-04 19:30 | ピンク絵日記

緑の心音

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澄み渡る五月晴れの空に誘われ、

モヤモヤを吹っ切って、

女の子の足首をキュッと
強調させてくれる白いスニーカーで一歩、踏み出したの

ちょっとした
戸惑いも、動揺も…

かすかに横顔に残り、引きずるけど、

開き直りが得意だもの

女優張りに
憂い、という名の美しさに変えてみせよう

肩までの髪が揺れれば、

人魚姫の輝いた恋の珊瑚のイヤリングをして

ブルーとパープルのうろこが滲んだみたいな
水彩柄のスカートが、

白い脚元を、ひらひらまとわりつく

気まぐれなレーダーを頼りに、
今日の行き先は決めないでおく、

魂の休憩所にしょっちゅう出入りしている私が

毎回、突然訪ねてきたって、
緑の森の番人は、いつも優しく、
紳士的に迎えてくれるから、

安心して、気持ちを開いて大丈夫…

微笑みをありがとう、と…口元に手を添えるくせは、
また来ちゃった、と
はにかみを隠したくて

今一度、ゆっくりゆったりと深呼吸して
新鮮な空気を内側に取り入れて…

此処にある倖せをかみしめるの

その都度、答えを急いでしまうのはなぜなのか

あのときも、このときも…
じっくり、自分と向かい愛うことでしか、
決められなかったのだから

時を止めて

自身の有限の人生を超えてつながる
大河に身を置き、

悠久のときの流れの中、
トクントクンとうごめく心音に耳を澄ます



☆ピンク☆
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PS

切り株のベンチに座って、
ちいさなお茶会

柏餅の葉っぱに
虫食いのような穴が空いているのを見れば、

私自身と切り離した形なら、妄想も、
激しい恋も楽しめるけど

自分のこととなると、
どうもだめね、と

大人ぶってため息して、

想像だけで、満足しちゃうなぁと
振り返り

そういうところ、子どものころから
何にも変わらないなあ、と

ぱっくん、おやつを頬張り、

ゆらゆら呑気に
鯉のぼりを心の空にうかべる

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# by sakurano-pink | 2018-05-03 18:51 | ピンク絵日記
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菜の花の上空に浮かぶ桜雪、
甘い匂いと、

一瞬、吹きわたる風、身も心も奪われ、

手のひらに降り注ぐ奇跡を受け止め、

バラ色の夢を見続け、
うるうると瞳を輝かせて、どうか

明日への自由が奪われたとて、
心を縛りつけることはできないという

アンネ・フランクの日記を読んだのは、
ちょうどアンネと同い年ぐらいの13歳ぐらいだった

勉強家で聡明な彼女が綴る内容は、
なかなか手強く、

中学校に上がりたての私の
頭にすんなり入ってくるものではなかったが

初めてのキスの描写は、ときめいた

反ユダヤのナチスの政権下で

日記帳と向かい愛うことで
隠れ家の日々を生き抜いてきた
当時の彼女のことを思うと

胸がドキドキしたり、きゅっと締め付けられたりもする

この恵まれた現代に生きていても、

私は、ときどき、些細なことを言い訳にして
自分に制限をかけてしまうが、

どんなに小さくて、
まわりから見れば、くだらない、と笑われてしまうような
チャレンジだとしても、
そうだよね、と受け入れ、諦めてしまうとき

ぼんやり哀しくなったりして…

そんなとき広い草原を走り回るハイジや
妄想に明け暮れていたグリーンゲイブルズのアンを
思い浮かべれば

ふんわり、明日へのステップを踏み出せそうな氣もする

夢とはときに、ふわふわで頼りない幻想に例えられ、
現実は厳しい、と一喝されるようなエビデンス(証拠)
ばかりかき集める癖が脳にはびこる氣がするが

その状態は、心だけではなく、体にわるい

「夢を生きる」ことこそが現実なのだと確信を持って
言えるのなら、

全身、エネルギーに満ち満ちて、

そのための道が舗装されていくはずだ

こんな風に語ったものの
あなたの夢は何、と聞かれて、明確に答えられた試しがないのだが

瞬間瞬間、自分の人生に
情熱的に恋する姿勢で日記を綴り、

道の終わりで

私と私の愛した者たちの絆である
分厚い一冊の日記帳を手にできたなら…

☆ピンク☆
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PS

今、このとき
自分に集中しよう、と

静かに目を閉じ、耳を研ぎ澄ませる

どこにいても、何をしていても、

人生はそのまま、ありのまま
流れているのだから

ひとつも悔やむことはない

恋もできる

瞬間瞬間、ここを起点として、

歓びをかなえてゆく

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# by sakurano-pink | 2018-04-26 17:47 | ピンク絵日記

人間、やっていたい

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初夏を感じるような、少し汗ばむ陽気から、

夕暮れの光が差し込み、
緩やかに涼しくなっていけば、

ぽつぽつと、まばらに
人影が浮かび上がる車内…

行き先は、「無人駅」とまではいかないが
あまり知られていない地名で

夕方五時の時点で、列車は、ガラガラ

気がつけば
とうとう、この車両に私だけ…、

降りるタイミングがつかめず
うっかり寝過ごしてしまったら、
どこに運ばれてゆくのだろうか…と

いったん、座り直し、背筋をピンとさせ
気を張るものの、

たとえ、眠ってしまったとしても、
数秒、経過した段階で

後ろの窓に頭をこつんとぶつける癖があるから、
それで気づくし、大丈夫…と思い、

スマホも開かず、

ど真ん中で、ただただ
座りつくすだけのぼんやりタイム

猫みたいに
豪快にシャーッと小さな牙をむいた欠伸をしつつ

体内の空気を入れ替え、

こころも空っぽ、気持ちを無にする

ごくごく小さなころから、

暇なときは、お絵かきしたり、
作文を書きたくなる感じや

お腹が空くと、心細くなってくる傾向も
変わっていないが、

ここ数年、私自身が遭遇してきた
出来事一つ一つに対し、
いっときの「快・不快」はあったとしても

即座に「幸・不幸」と判断するくせが、
年々、薄れていくのは

たとえ、その瞬間は、絶望を感じる内容だったとしても、

むんっと踏ん張れば

大きく良い方へ転ぶことが、
体感としてつかめているし

誰かの状況を見聞きしても、それぞれ
魂の個性も、
選んできたテーマやシナリオも違うのだから

彼らと讃え愛い、
助け愛うことはできても

「うらやましい」「かわいそう」と決めつけることも
私自身、そう思われるのも好まない

うらやましい人も、かわいそうな人も
一人もいない

衣食住も
安全もある程度保障されている
日本で育った自分だから、
言ってしまえることなのかもしれないが

その都度、一生懸命に、体当たりで生きれば
誰もがその人なりに納得できる
幸せを掴めると信じている

もっともっと…
突き詰めてしまえば、

ぽわんと幻想が弾けたように
幸せも不幸せも何もない世界に行きつくそうだが、

神様、お願い

過去世において
表現の自由をこじらせていた自分にとって、

夢のような現代に身を置いている今、

まだ、もう少し、
いや、もっともっと…


人間、やっていたい

☆ピンク☆
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PS


2018年の世界幸福度ランキングで
日本は156ヵ国中、54位

と数字だけ見てもピンとこないが

私個人で言えば、

クリームカラー、
ブラック、
虹色

の靴をローテーションするのが
近頃の幸せで

お出かけ前の玄関で
この子たちが整列しているのを見ると

ほっこりする

今だって、足元を見るだけで…

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# by sakurano-pink | 2018-04-24 23:18 | ピンク絵日記

想い出になる前に

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めぐるめぐる…

幾千年の時の奔流のなか、

桜の番人として、数多くのゆめを
しょってきた

ピンクのかがやく粒子をまとった
愛と光の魂

道半ばで閉ざされてしまった少年の人生も、
花びらを含んだ髪がなびく少女のいっときの恋も
しわを刻んで、しっかりと歩き終えた一つの命も

生と死の営みを繰り返しつつ、
姿を変え、かならず、逢いに来てくれる
一人ひとりを記憶して

春が過ぎ、初夏にバトンタッチをすれば
さくらの精霊は、基本、無口

枝の隙間から覗くだけの恋をしたって、
内側に秘め、来年の準備をするだけ

つい出来心で、

何の変哲もない、集団にいたら紛れてしまいそうな
花びらとして

ふかふかの優しい手のひらに
舞い降りてしまった、その時から始まっていたの

今日も明日もただ永遠に続いていくだけの私は、

限りある青春を生きる女の子の命に、
エネルギーの一部を吹き込んで、

唇と唇が触れてしまいそうな近距離で
季節外れの満開の花を咲かせてしまうほど

まっすぐ私を見つめるあなたの瞳に
吸い込まれてしまい、

そんな時期もあったと、懐かしい思い出にしてしまう前に

「愛してる」と届けたかった


☆ピンク☆
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PS

花の気持ち、枝の気持ち、幹の気持ち、
根っこの気持ち…

中心に身を置けば、全体の想いが
ひしひしと伝わってくる

とわに、
瞬間、瞬間、己の使命をまっとうするだけと
義務付けられていた自分も、

自然界の法則を破り、初めて知った

身を焦がして
愛することで得られる、

真実の住処

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# by sakurano-pink | 2018-04-17 16:41 | ピンク絵日記

桜と猫の足跡

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陽が落ちるのも遅くなり、ちょっとずつ
桜の花びらが影を潜めていくときに

サササ…、と
オレンジピンクがかった引き潮に合わせて

帰り際、見かけた
鍵しっぽの猫が、ライト指す駐車場の向こうへ

ご主人様がいるのかな

久しぶりに通りかかる道に
見知らぬ
モデルルームみたいな美しい一軒家が建っていたり

かと思えば、古くから見慣れたお家が
羽根をつけて空に飛んでいってしまったかのように
ぽっかり空き地

悲観もせずに
黙々と、その先を歩き続ければ

春風に運ばれてきた、
あったかいご飯の匂いがする

以前、じゃれて甘噛みされた
鈴つきの
近所のチャトラちゃんにも愛いたいな、
と遊歩道を彷徨ってみた、

ぽくぽく肉球の足跡を踏まないようにね

効率を求める私の頭が
落ち込んだり、悩んだりする時間をすべてかき集めて
夢のために使えたら

完ぺきな
なりたい自分になれたかなあと、ぼんやり

想いを馳せてみたけど

どうにもできなくて、喧騒から遠ざかり、

ひとときの孤独のなか、
時間を持てあまし、宙を仰ぐとき、

実は一番、たましいが喜ぶ場所にいる

自分の体内から、腹減り虫のキュルルルルという音が
聞こえてくると

ふわふわのあの子のお腹の音まで思い出すの

どうして出愛ってしまったのだろう

始まりから終わりまで、シナリオが組まれているかのごとく、
出愛いは、別れの瞬間も含んでいるから

それでも、慈しむように
モフモフのやわらかい体に
顔を埋めて
毎日しあわせで、あなたが無償の愛を教えてくれたこと

心の眼で見つめれば、永遠に咲き誇る

神近き
桜の樹の贈り物


☆ピンク☆
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PS

此処にいること
息をすること

明日をみつめること、

すべて、愛と赦しのなか
ゆるませられるなら

それだけで十分なのだ

じたばたすることなく、
沈黙しよう

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# by sakurano-pink | 2018-04-11 19:36 | ピンク絵日記
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桜のエネルギーを吸い込んだ夢の風船が
いくつも
みずいろの空に浮かぶから

目移りするほどどれも素敵で

草原にぽつん、と座り、
だけど、どこから何を始めればいい、と自問自答するとき

空模様が徐々に、夕暮れに近づいていく瞬間、
キュッと切なくなる

歯を食いしばって、こらえても
花びらのごとく、ハラハラと
落としてきたいくつもの涙には、然したる理由もない

細胞が送ってくる指令一つ一つの理由を探って
解明するには

血縁においても、

個人的な過去世においても、
複合的にいろんな要素が絡んでくるため、

何億年分かの時間を要するどころか、

触れてはならない、遺伝子の聖域…と思いつつ、

最近は、それすらも超えてくる科学の発達には舌を巻くが

限界の柵がひとつひとつ外れてきた現在、
神様は自由に何でもやってみればいいと仰る

人類一人ひとりが偉大な表現者であり、チャネラーなのだから

平凡な我とて、

精神を研ぎ澄ませれば
創造の源である集合意識にアクセスできると言う


それでも
可能性も選択肢も多すぎると、
人はかえって

何も選ばないとどこかで読んだことがあり、

怯えた私はあえて、

自らを檻に追いやり、
あふれ出すときめきをも封印し、
窓の格子から
自由自在に遊ぶ彼らを遠巻きに見ていたような氣がする

そして…輝く外へ

連れ出してくれたのはいつも、不運の顔を装った、
時に、
あからさまに牙をむき出しにしたような敵

としか、表現しがたい
数多くの使者たちだ

憑依された私は

風呂場で散々泣きつくし、
うんざりするほど、鏡の奥の自分を睨みつけて、
とことん嫌いになって

ある日、それらがパリッとはがれたとき

人間として生まれついた性(さが)も含め
はじめて愛せるようになった

POWERという言葉を目でなぞるとき、
ひとつの強大な渦を連想するのだが

やりたいことを諦める、というもの悲しさとはまた違う

ビクビクが生じ、

それらにアクセスしたら
多くの常識が吹っ飛んで
自己のパーソナリティが崩壊することの恐れから、

家に帰れず
夜の公園で時間をつぶすしかない

無駄で非効率で
ぼけっとする時間に大半を取られることが多かった

今世、
想像以上に護られているのは、

記憶のどこかに
死に対する怯えが強く刻まれていたので

魂の遍歴のひとつに
非業の死を迎えていた時代もあった私に対する

はからいかもしれない

再生の春は、何度でも…

身の周りへの感謝、死への恐れも含め、

ふたたびこの地に降り立ち、
まっすぐに、果敢に、

生き抜いて行こうという気持ちを抱え、

青い地球に敷かれたレールを、黙々と、
ときに吠えつつ

一心に歩くのだ

☆ピンク☆
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PS

物心ついたころから、少女漫画が好きだったが

大人になった今、
その再ブームが訪れている

きらきらの瞳で恋に全力投球していた青春時代、

というシナリオはあえて組んでこなかった
自分だが
まっすぐに好きを表現できる彼女たちに憧れた

従来のヒロインとは何か違った趣を持っていたとしても

恥ずかしくなるほどの
ひたむきな青臭さが、いくつになっても
好きだ

精神を高みに置こうとせずととも

泥臭く、這いつくばって
ただ勢いで、走ればいい、

思いつきでも、ムードに流されてもかまわない

何も難しいことは要らない

眼前に展開される

あの
さくらマトリックスに吸い込まれていこう

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# by sakurano-pink | 2018-04-05 20:15 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink