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鏡の中のグッドラック

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ひとは本来、神様の子で

愛と光と感謝の塊だと理解しているからこそ、

こう思われたい、とか
こうあるべきだ、という檻の中で
たとえ苦しもうが素敵なひとでいたかった


そして、
もっと、わかりやすく、周りから評価されるものが欲しかった

自分の世界観なんていう、あやふやなものを構築するより
誰の目から見ても、難癖がつけられないほど
素晴らしい、と言わしめる何かを手に入れたくて

今となってみれば、どうしてそんなものが欲しかったのか…と
疑問を持ちたくなるのだが

大いなる何かに認めてもらいたかったのもしれない…

私にとって、子ども時代は
完ぺきな
自由で居られる場所ではなかったのだ

限られた範囲でのセカイしかわからない
遠くへ行こうとしても、
行くための切符を手に入れる術がない

子どものような発想、という言葉がいまだピンとこないのは
私が子どもなりの思い込みの枠で
抑圧を感じながら
生きていたから、ということもある…

もしかして、今現在のほうが
囚われのない心で生きているような氣がする

しかし、いままでの
過去は否定しない

それがどんなに『葬りたい』
と一瞬、赤面するようなものであっても…

わざわざ好き好んで、
泥臭く努力したり
苦しむことは
現代のスタイルではないと言い切るひともいる

過去の
苦しみの体験、傷ついた経験すら、手放すべきだ…
主張されると
その通り、と頷きたい気持ちもある

生き方の技術を身に着ける・身に着けないというのも
一つの選択であるが…、

それでも、すべての体験は無駄でなかったと言い切れるのは
深い悲しみに苛まれ、底の底を知ることで
誰かと通じ愛えたり、
分かち合えたりするし、

表現にも深みを与えるのではないかと思っている

ここ数年でだいぶ自分に正直になり、
権威から逃れることで必死だった昔を振り返ると

『ずいぶん自分らしい生き方ができるようになった』
と思いたいのだけど

あのときも
このときも

精一杯の与えられたものを抱きしめて
私らしい生き方をしていたのだ

今だって、

☆ピンク☆
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PS


夜中にふと目覚めて
薄暗がりのなか…
鏡の自分を見ながら、

明日を迎えるのが不安で仕方なかった日…

実体のない誰かが
大丈夫、と抱きしめてくれた

文字を通して
目の前のあなたに語り掛けるなら

『大丈夫!』と

それだけを信じてほしい

by sakurano-pink | 2016-11-07 23:59 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink