あの微笑みをもう一度…

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月の従者が照らす、まばゆい光は、
過去、現在、未来を知っている


白く、長く、途切れることのない
蛇のような雲を渡って

かぐや姫の住む都へ…

地面を踏んでいた足裏に、
光の環が刻印され、宙に浮かび上がった


そのとき見えたのは、

艶やかな着物の裾からのぞく、
ねずみ色の扇子と

表向きの明るい表情に隠れた、
私の背中のシャドウ

もう一人の自分

なぜここで彷徨っているのか

手を伸ばしても、届きそうにない
いろんな想いに揺さぶられていた

人と人

同じ性質を持った者同士でも
時と場合により、すれ違う

数奇な運命にもてあそばれ、蜘蛛の糸が絡まるみたいに
複雑な関係になってしまった今

わかり合えなくて当然のことなのに

すべてを忘れて、再び繋がれたら…と思うのは
エゴなのか

こういう夜だからこそ、

懐かしき人から向けられる、
親愛の微笑みがほしい…

涙で霞んで見えなくなる、
かりそめの願い


☆ピンク☆


PS

疎ましく、心痛む思い出も
どこか嫌いになれずにいるから

くすんで、はびこる想いや、
哀しみたちを

固く結んだ帯に、織り込んで…
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by sakurano-pink | 2015-10-01 03:17 | ピンク絵日記

↑小沢幸生さまが描いて下さった最高に素晴らしい桜野ピンクちゃんです。


by sakurano-pink